高い品質に誇りを持ち、お客様との信頼を大切にする会社です。
四ツ葉ドレスではレディースフォーマルのトップメーカーとして、設立当時から品質と納期を守ることでお客様の高い信頼を得てきました。
昭和59年から酒田工場で東京ソワール様との取引が始まり、メイドインジャパンの高品質の商品を作るために、ともに歩んできた歴史があります。
平成18年にはベトナム工場を設立し、国内生産と同等の品質管理体制を作り上げました。
縫製技術では世界のトップであるという誇りを胸に、設立当初から変わらない志を持ち、グローバル企業として発展を続けている会社です。
東京ソワールと歩んできた 四ツ葉ドレス
昭和46年に有限会社坂本縫製(現在の株式会社トップレディー)さんより独立、東京都北区で創業を始めました。当時は地方から働きに来た方向けの寮を併設した工場で共同生活をしながら運営していました。
昭和56年山形県酒田市に45名の工場を作り、ブラウスを主に縫製していました。当時から品質にこだわり自社プレス、ハンガー納品で対応していましたが、採算を合わせるのに大変苦労していました。
昭和59年から酒田工場でソワールさんとの取引がはじまりました。そこで驚いたのが取引先工場を大変大事にしてくださる会社だということです。一緒に良い製品を作っていこうという思いが感じられ、ソワールさんが望む品質を四ツ葉ドレスでも出来る様に頑張ろうと決心しました。
最初はカラーフォーマル(プラスオンフォーマル)から始まり、あまり苦労しなく取組む事が出来ました。しかし、ソワールさんの主力はブラックフォーマルです。当時の担当の方にブラックフォーマルを作る技術を習得すべきと勧められ挑戦することになりました。挑戦してみると、ブラックフォーマルは非常に難しく、今までのやり方ではミシンやアイロンでアタリが出てしまい、アタリを出さない技術の模索が始まりました。また、ソワールさんのブラックフォーマルには高い品質基準があり、同じ品番の生地でも反物間で僅かな色の違いがあり、その色違いは認められません。初めての難題が次々と出てきたのを思い出します。
ソワールさんから見れば当時の四ツ葉ドレスはあっても無くてもどうでもいい存在だったと思います。そんな中生産部、技術部、検査課の皆さんが優しく時には厳しく指導して下さり、少しずつソワールさんから求められる品質に近づいてこれたと思います。当初は主にチェーン店向けの商品を生産していましたが、現在では国内工場はほぼ百貨店向けの商品を生産しており、最高級ブランドも作らせていただいております。
創業者 児島絹子さんが社長を務めていた頃には年末に協力工場インセンティブがあり、
創業者 児島絹子さん (当時社長)のブラックフォーマルに対する想いや工場を大切に思うお話しを伺うのを毎年楽しみにしておりました。平成9年に初めて最優秀工場に選ばれた時には従業員と共に大変喜び品質、完納の意識を改めて感じました。『品質は営業』はこの頃からの標語です。
工場をただの下請けではなく、良い商品を作るために協力する存在として育ててくださるソワールさんについていこうと徐々に他社の受注を断り、100%ソワールさんの商品を作る工場となっていました。
平成18年にはベトナム工場を作り、酒田工場で3年間の研修を終えたベトナム人20名と日本人の技術指導員2名で酒田工場と同等の品質管理体制を作りました。ソワールさんの技術指導を受けながら、国内工場に負けない製品を作れるようになっています。
毎週40フィートコンテナ三台で完成品を酒田市の本社工場に送り、本社工場で再プレス、再検査し出荷しています。
2016年ベトナム工場操業10周年を迎えることができました。記念式には東京ソワールの萩原氏(当時会長)と帝人フロンティアの日光社長を初め多くの方に出席していただき、更に良い商品を作っていこうと改めて心に誓いました。
昭和56年に45名から始まった酒田工場は平成12年に157名になり、現在では国内部門95名、ベトナム部門19名の計114名で稼働しています。ソワールさんと取引させていただいた結果、酒田市の雇用にも長く貢献することができました。これからも共に喜べる関係を長く続けていきたいと思っています。
沿革
昭和46年 4月 | 東京都北区中十条にて創業 |
昭和47年 8月 | 有限会社四ツ葉ドレス創立 |
昭和48年12月 | 東京都江戸川区鹿骨に移転 |
昭和56年 6月 | 山形県酒田市に酒田工場稼動 |
昭和61年 2月 | 山形県酒田市に二つ目の工場オリーブハウス稼動 |
平成61年 9月 | 有限会社四ツ葉ドレスから株式会社四ツ葉ドレスに組織変更名 |
平成元年 4月 | CAD(東レシノマ) 導入 |
平成 5年 1月 | 山形県酒田市に三つ目の工場ラフィネ稼動 |
平成 7年 9月 | CAM(自動裁断機)導入 自動マーカー(ネスター)導入 |
平成10年10月 | スポンジングマシン導入 |
平成11年 2月 | 外国人技能実習制度にてベトナム生受け入れ開始 |
平成13年 7月 | 東京都江戸川区鹿骨5丁目278番2号から酒田市大宮町1-1-1 へ本社工場移転 |
平成18年 4月 | ベトナム工場設立(タインホア省) |
平成21年 6月 | ISO 9001:2008取得 (平成29年3月、消失) |
平成23年 6月 | ベトナム工場 第2工場増設 稼動 |
平成24年 9月 | 本社工場移転 酒田市十里塚字村東山398番19 |
平成27年11月 | ラフィネ J∞QUALITY 認証取得 |
平成28年10月 | オリーブハウス工場がラフィネ工場に統合 |
平成29年 5月 | 代表取締役に林﨑祥之が就任 尾崎武司は取締役会長に就任 |
平成30年10月 | ベトナム工場、社長に尾崎武司から、林﨑祥之に変更 |